MIDIスルーボックスを自作する。

MIDIスルーボックスを自作する。

2024年1月14日

こんにちは、のもあです。
今回はMIDIスルーボックスを自作したいと思います。

そもそもMIDIスルーボックスって何?

そもそもMIDIスルーボックッスってどんな機材?という話です。

引用:https://www.freethetone.com/products/detail52/

MIDI(Musical Instrument Digital Interface)はデジタル楽器がさまざまなデータをやり取りするための規格です。ざっくりいえば楽器同士のが通信するためのUSBとかHDIMIみたいなものだと考えてください(MIDIのほうが古い規格ですが……)。
具体的にいえば、MIDIを用いることでシンセサイザーなどの演奏データや設定した音色のデータなどを送受信することができます。ギターでも同様に、保存しておいたデジタル機材のセッティングを呼び出すといった用途で頻繁に用いられます。

しかし、このMIDI企画ですがちょっとした問題があります。それは、複数の機材を接続するさいには伝言ゲームのような仕方での通信になってしまうということです。つまり、多くの機材を繋ぐと情報が正しく伝送されなくなってしまう可能性が出てきてしうまうのです。MIDIの規格書にも次のようにあります。

引用:MIDI規格書1.0企画書

この問題を解決するための機材がMIDIスルーボックスです。MIDIスルーボックスは1対1で伝言ゲームをする代わりに全員にメッセージを伝えてくれる係みたいなイメージです。

 

このMIDIスルーボックスですが、買うとまあまあ値段がします。
たとえばこれを買っとけば安心のFree The Toneだと17,600円します。

設計・制作

基板に組み込んだ様子です。ミスなどもあり、レイアウトが変わってるところもあります。
ケースに組み込み、実際にエフェクターボード内で動作確認している様子。

 

実際にエフェクターボードに組み込んだ様子。ネジ穴のサイズを間違えて片側が固定されていませんがちゃんと固定されているのでオッケーだとします。

いかがだったでしょうか。一度記事が消えてしまい結構やっつけになってしまいましたが、適宜加筆修正していくつもりです。現行パーツで作れる回路図・レイアウトもそのうち記事にしたいと思っているのでよければTwitterをフォローして見ていただければと思います。