フェンダーアンプが好きですねん

フェンダーアンプが好きですねん

どうも238ですよ

似非関西弁なんて最低ですよね?私もそう思います

さてさて今週の記事は何かというと…

Fenderのアンプ弾き比べてみた!!

【アンプ弾き比べ】Fender 57twin-Amp×Blues Deluxe【カリカヌル女子子】 – YouTube

YouTubeに投稿した動画について掘り下げるコーナーを久々にやりますよ(長くなるのであまりやりたくはない)

Blues Deluxe

こちらは昨年、後述するメインアンプが故障した際にサブとして購入したアンプです

FenderのHot Rod Deluxeという現行アンプの前身モデル。大変人気の高いモデルのため一時生産完了したのち現在は復刻版がリリースされています

こちらは復刻ではなく90年代製の物。復刻版はメキシコ工場で生産されていますがオリジナルはUSA製です

バックプレート(再販の物にはReissueやmade in Mexicoの文字が入る)

裏蓋を開けると基板、真空管、スピーカー、底面にはスプリングリバーブが収納されています

ツイードの外装、6L6×2本の40W出力のフェンダーアンプ。サブアンプなのでスペック的にはTwin-Ampに近いところをいきましたが実際音は全然違いましたね(おとぎ話牛尾さんが使ってるという点も加味されてはいます)

スピーカーはエミネンス製セラミックマグネットが1発搭載されています。エミネンスのスピーカーは低音が強く重心の低い音がする印象がありますが、こちらのスピーカーも低音はしっかり出るのでアンプEQもしくは前段でのローカットがおすすめです

57Twin-Amp

こちらは現在バンドのライブでメインにしているアンプです

元々はMarshall 1974Xを使っていたんですが、出力不足を感じて導入しました。やはりツイードがかっこいいのとスピーカーが二発載っているところが決め手でした

バックパネルを取り外すとご覧の通りになっています。Blues Deluxeとの違いは

・基板が無くPoint to Pointという配線で組まれている

・底面にスプリングリバーブユニットない

・パワー管がビンテージリイシュー+整流管がある

・アルニコマグネットスピーカーが搭載されている

・筐体の木材が単板(Blues Deluxeは合板)

・歪みチャンネルがなく、ミドルコントロールもない

このくらいでしょうか。

もともと画像右上のスピーカーが二基搭載されていました。こちらもTed Weberさんデザイン(アメリカの有名スピーカーメーカーの方)のエミネンス製で、前述の通り重心が低い音がするので、ハイ抜けを狙い1発のみイタリア製のJENSEN P12Nに交換しました

JENSENのスピーカーは音の立ち上がりが速く抜けも良いので結果的には交換して大正解でした。

サウンド比較と所感

今回の録音機材はこちら

TASCAM Portacaputure X8

バンドのスタジオ練習やライブを少しでもいい音で残したいと思い238個人で購入したハンディレコーダーで、2月26日のライブで初めて使ってみました。まだ研究中ですが中々いい音で録れるすごい機材です

EQはそれぞれ

Blues Deluxe TREBLE 8 MID 7 BASS 4 PRESENCE 6

Twin-Amp TREBLE 8 BASS 6 PRESENCE 6

ミドルコントロールのないFenderアンプは内部でMID 6.8に固定されているらしいのでBlues Deluxeもそれに合わせた感じです。動画を見てくださった方はわかると思いますが、Blues Deluxeは低音が豊かなのでBASSは4と控えめに設定しました。

まずはクリーントーンの比較

Blues Deluxeのクリーンは下と上のレンジ感がモダンよりなのでキレイ目に聞こえますよね。これは癖のないクリーンと言えると思います

一方Twinの方はアタックの音がコリっとしていてハイミッドにピークがある癖のある音ですよね。自分はこれがたまらなく好きで、いなたい音というかとても温かみを感じます

続いてはOCD-Geをクランチさせての比較

これはバンドでメインになってる音の1つです

Fulltone OCD-Ge (S/N1964)

実はこれ、動画にしたときにTwinのほうでハイミッドのあたりがピーク出ちゃって少し音量を下げました。音が下がると悪く聞こえてしまうので少し失敗ですね、すみません…

Blues Deluxeはやはり低音がしっかりしているんですがこのペダルもローミッドがしっかりしているので分離はあまり良くないですね。でも好きな音ではあります

対してTwinの方はニュアンスがしっかり出ていると思います。ただ単板キャビネットは箱鳴りで低音が散る感覚がありますので、ギター1本のバンドなどでは工夫が必要かと思います。

続いてはOCD-Geの前でSD-1をオンにしたパターン

BOSS SD-1W 今回はSモードで使用した

この音は238お気に入りサウンドで、どちらのアンプも粘りのあるトーンで良いですね!かといって同じ音ではないところが面白い。Twinのミドルがうねったようなトーンはやはり絶品で、バンドでもかなり抜けてくれます

モジュレーションの掛かり比較

neo instruments micro vent

ロータリースピーカーシミュレーターを使用しての比較。あまり大差ないかなというのが正直なところです笑

個人的にはBlues Deluxeの低音のうねり感が良いなと思ったのでREC等で使うかもですね!

SD-1のクランチ

気球のアルペジオで比較。Blues Deluxeの低音が程よくカットされてとてもいいローゲインサウンドだと思います!対してTwin-Ampはめちゃくちゃ古臭い音で好みが分かれそう笑

自分はどっちもありだなと思いました

おまけのビッグマフ

こちらは おとぎ話ー光の涙 のギターを引用しました

SG Blues Deluxe SD-1 Little BIGMUFF

といえばもうおとぎ話しかないなと笑

ローカット効かせてからビッグマフに入れるとやっぱり気持ちいい音がしますね!

色々比較しましたが同じメーカーの似たアンプといえど全然音が違いますよね?

Blues DeluxeもJENSENに交換すればもっと好きな感じになりそうだから余裕があったらやりたいな

交換用の真空管のストックがあるので今度は同じアンプで真空管による音の違いをレビューしたいなとも思っているので気長にお待ちください

怒涛のライブ月間

3/18 enn3rd (仙台)

3/24 北初富Handwired Garage (千葉)

3/25 下北沢近松 (東京)

4/2 Space Zero (仙台)

現在公開されているライブです!ホームページライブインフォから詳細の確認、チケットの予約をお願いします!!

それでは今日はこの辺で