餓鬼弾いてみた&解説

こんにちは、238。です!

気付けば前回のブログから早1か月…笑

先日の発表通り、毎月投稿が始まりましたね!

今月は「餓鬼」という曲がアップされましたが聴いていただけましたか?

ライブでは既に何度か披露していましたが、しっかりと音源にするとやっぱりいいですよね!

サブスクも解禁されたのでいつでもどこでも聴けますよ!

餓鬼 by カリカヌル女子子 – TuneCore Japan (linkco.re)

蝉を投稿した際に238。の個人アカウントにて弾いてみたと解説の動画をアップしましたが、今回からはカリカヌル女子子の動画としてアップします。

動画の中でも触れていますが、各機材の設定をこちらに記録していこうと思います。

使用機材

Gibson SG(右)

Navigator Jaguar Type(左)

Marshall 1974X

BOSS Tube Amp Expander

BOSS SD-1W

Fulltone OCD-Ge

EHX BIGMUFF OP

neo instruments micro VENT

BOSS DD-500

今回はキレの良さを出したかったのでギターはナビゲーターのジャガータイプをメインで使用しました。間奏とアウトロのメロディはいつものSGです。

そして蝉の時と大きく違うのは何といってもアンプです。

前回はYAMAHAのTHR-10というデジタルアンプから録音しましたが、今回は真空管アンプを使いました。

通常真空管アンプでレコーディングを行う場合はスタジオに機材を持ち込み、スピーカーにマイクを立てて収録します。しかしこれが難しい…。時間の制約がある中、マイクを立てる位置を模索していいテイクを残す必要があります。

そういうハードルの高さから、以前はデジタルのシミュレートされた音でレコーディングを行ってきたのですが、バンドや依頼のギターを良い音で録りたい気持ちが膨らみ、ついに購入を決めたのがこのBOSS Tube Amp Expander(以下TAE)です!

先述の通り、ギターの電気信号はアンプで増幅され、スピーカーに送られて大きな音を鳴らし

スピーカーから出た音をマイクで拾いレコーディングしますが、

アンプからスピーカーに送られる信号をTAEに送ると、スピーカーキャビネットとマイクを通した際の音を疑似的に再現し、実際に音を出さなくても録音することができるんです!

(何を言ってるかわかんねえと思うけど…)

とにかく超いい音でギターが録音できます!笑

アンプとTAEはこういう感じでセッティング

グリーンバック4発のキャビにダイナミックマイクのシミュレート

グリーンバックとV30が2発ずつのキャビにダイナミック+コンデンサマイクのシミュレート

の2種類をフレーズによって使い分けました。

以下フレーズごとの紹介

・Aメロの裏で鳴る印象的なディレイフレーズ

これはOCD-GeとDD‐500で録っていますが、全く同じフレーズを2回録って左右に振っています(ダブリング)。

モノラルであったり、あまりステレオ感のない音で聴くと少しコーラスがかかっているように聞こえるのがミソです。

以降のディレイはすべてアンプの後ろで掛けているのですが、ここだけ実機のディレイを使ったんです。理由はディレイを切るタイミングを演奏しながら足で操作したかったからなんですが、アンプの前で掛けることで少しローファイな雰囲気も出て結果的に良かったですね。

パッチ名がハイファイなのが笑えます…(ノブで名前いじるのが大変なのでパッチ名は変えない)

ちなみにアンプの後ろはこんな感じです

後掛けディレイはフレーズによって使ったり使わなかったり

・サビ

僕のギターは3本重ねました。

1つはSD-1WとOCD-Geで歪ませてひたすら八分のダウンストローク!いつも使ってる音なので特にこだわりはないですね笑

2つ目は途中から左の方でかすかに聞こえるディレイの掛かった音。これはクリーンでアンプそのままのトーンです

3つ目は2つ目と同じタイミングで左右を行き来する高音のギター。これはグリーンバック4発の方で割と滑らかな音を目指しました。SD-1WとOCD-Geですが歪みの割合とかを変えて録ったと思います。

・2Aメロのロックなカッティングフレーズ

これもSD-1WとOCD-Geで録っていますがグリーンバックとV30のキャビネットで少しエッジ感を出しました。このフレーズを聞いてmiyakoがドラムのハイハットのタイミングを合わせてくれているのでそこもご注目。

・ギターのメロ

SD-1W、OCD-Ge、BIGMUFF、microVENT(ロータリースピーカー)

でSGを使って録りました。

曲のアレンジをする中で音色のイメージごとスッと浮かんだので気づいたらこの組み合わせになっていましたね。

さすがに歪みが多くてジャガーだとノイズに耐えられずSGの登場でしたがなかなか良いトーンになったのではないでしょうか?

個人的には9㎜的な印象を持ちながら弾いています笑

長くなりましたが以上です!

のもーあの迫力ある轟音ギターの上に重ねたので自分の音は比較的軽めかなと思いますが、いい感じのバランス感ではないでしょうか(MIXが良い)。

来月投稿の曲もお楽しみに!

それではまた。